カテゴリ:嫌がらせ対策
私たち人間が感情を持つ生き物である以上、子どもから大人まで嫌がらせやいじめはゼロにはならないかもしれません。
でも、そもそも嫌がらせをする人の心理とは何なのでしょうか。
その心理を知ることで効果的な対策法が見えてくれるかもしれません。ご近所や会社などで嫌がらせに悩んでいる人はぜひ参考にしてください。
ご近所や会社など組織で生きていく上で人間トラブルはつきものです。
私たち人間は他人から感謝されたり喜ばれると嬉しいものですが、世の中にはいろんな人がいます。
嫌がらせをして相手を困らせることで幸福感を感じる人もおり、皆さんの組織の中にもそのような人は1人や2人いると思います。
そんな彼らには彼らなりの考えがあるのです。
昔、自分が嫌がらせ被害にあった、これまでの仕返し、相手の悲しんでいる顔を見ると嬉しいなど基本的には負の感情から嫌がらせという行為に発展します。
しかも、そのきっかけになるほとんどが私たちが想像するよりも ‘’些細な’’ことなのです。
では、ここからは嫌がらせをする人に共通する心理についてです。
ご近所や会社など嫌がらせにもいろんな種類がありますが、それらに共通する考え・特徴です。
誰でも人間ならストレスは感じるものですが、自分なりの発散方法があるかと思います。
嫌がらせをする人はストレスを溜めやすく、しかもその発散方法がわかりません。
その結果、他人に嫌がらせをすることで自分のストレスを発散しているのです。相手の悲しんでいる顔や悩んでいる顔を見ると優越感を感じます。
もちろん、他人を悲しませてストレスを発散をしても根本的な解決にはなりません。
嫌がらせをする人は自分に自信がありません。
常に何をするにしても自分は相手より劣っていると思っており、その負の感情から嫌がらせ行為に走ってしまうのです。
身近な例でいうと、職場で年齢的には先輩でも立場や能力で負けている、ご近所で自分よりも裕福な暮らしをしているなどです。
相手に嫌がらせをすることで「自分は相手よりも上」と自己満足しているのです。
小さな子どもが親にかまってほしいためにいたずらをするような感じで、注目を浴びるために嫌がらせをします。
誰でも人間なら寂しさは感じるものですが、その表現方法が問題なのです。
相手の気持ちを害さないようにうまく伝えられたらいいですが、嫌がらせをする人はその点が不器用なのです。
嫌がらせをする人はちょっとでも自分の気に食わないことがあると許せません。
基本的に全て自分の思い通りに物事が進まないと納得できず、妄想しやすかったり思い込みが激しいという特徴があります。
嫌がらせをする人は自分自身が過去に似たような経験をしていることがあります。
「もう同じ経験はしたくない!」という強い気持ちが他人への嫌がらせに発展してしまうのです。
これは嫌がらせやいじめでよくある心理行動です。
上記で紹介した嫌がらせをする人の心理からもわかるように、基本的に嫌がらせをする人はその人自身に原因・問題があることが多いです。
こちらが何か悪いことをしたというケースもありますが、正直稀です。
そのため、まず被害を受ける側には非がないことが多いというのを覚えておいてください。
それを踏まえて嫌がらせをする人への対処法をいくつか紹介します。
嫌がらせをする人は相手の反応を見て楽しんでいるので、こっちが無反応ならおもしろくありません。
もちろん嫌がらせをされるとイラつくので相手にしないのは難しいかもしれませんが、「嫌がらせをする人は自分自身に問題がある、かわいそうな人だ」と自分に言い聞かせ相手にするだけ時間の無駄と思うようにします。
完全に相手にしないのは少し難しいという場合は、距離を置きながら少しずつ関係を断ちます。
距離をあけることで相手も労力を使うので、やがて面倒になり嫌がらせをしなくなるかもしれません。
なかなか一気に関係を切れないお隣やお世話になっている上司などに便利な方法です。
嫌がらせをするのは自己中心的な考え・動機であるというのはわかっていただけたと思います。
相手を変えるのは難しいので、「そんな人の相手をしても意味がない」とこちらの考え方を変えてみるのも1つの方法です。
いかがでしたか?今日は、嫌がらせをする人に共通する心理についてでした。
嫌がらせをする人は今回紹介したどれかにほぼほぼ当てはまると思います。今日も最後までお読みいただきありがとうございました。