カテゴリ:嫌がらせ対策
【人を呪わば穴二つ】 他人を呪い殺そうとして墓穴を掘れば、その報いを受けて死ぬ自分の墓穴も掘らねばならない。
嫌がらせ問題における、根源として、相手を妬む、恨むという感情が、渦巻いています。
そして、嫌がらせを行う行為が正しいか間違っているかよりも、自分の抱える気持ちを相手にも分かって欲しい、同様の状況に陥って欲しい、その願望が行為に発展します。
つまり、自分自身にその先何が起こりうるかを想定せず、頭に血が上った勢いでそのまま嫌がらせ行為を行ってしまう現状があります。
先日、夫が妻に自宅玄関のチェーンロックをかけられたことに腹を立て、自宅マンション内に消化器で噴射したという事件の判決がありました。
酒に酔って朝帰りした夫に対して、チェーンロックをかけた妻。
ここまではよくある?お話で済みそうですが、消化器を使った夫というのは希でしょう。
結末は、多大なる損害賠償と離婚。
夫は、消化器で噴霧するとき、ここまでの状況は想定していなかったと話しています。
一時の感情で、一時の怒りによって、人生を左右してしまうこともあります。
嫌がらせを行えば、いつの日か、自分自身にも返ってくるということです。
今、頭にきていると感じている、そこのあなた。
今一度、その嫌がらせをする前に、どのくらい、誰に影響を及ぼすのか、考えてみましょう。
人を呪わば穴二つと、なりませんように。