カテゴリ:嫌がらせ対策
2020年に東京オリンピックを控え、世界中からたくさんの外国人観光客が日本を訪れています。
それと同時に日本に住む外国人の数も263万人と過去最多を記録しており様々な国籍、文化、宗教などの人との共存が求められる時代になりました。
そんな中、一部の外国人居住者によるマナー違反が問題になっており対策が迫られています。
現在の日本の総人口は1億2659万人で、外国人居住者はその2%に当たります。
数字だけを見るとそこまで多くないかもしれませんが、これは統計を取り始めた1959年以降最も多い数字です。
来年には東京オリンピックが開催され、2025年には大阪万博が行われます。街中でも外国人を見かける機会も多くなり、コンビニやレストランなどで働く外国人も増えました。
日本はもともと単一国家で基本的に日本では日本語が話され、日本文化が浸透しています。
ただ、時代の変化とともに日々の生活を含め国際化への対応が求められています。
同じ日本人でもご近所トラブルはありますが、それが言葉、文化、習慣が違う外国人になるとなおさら難しいです。
今の時代、同じマンションに外国人が住んでいることは珍しくないので、彼らとどのようにコミュニケーションを図るかが大切です。
日本人と外国人の「音」に関する捉え方は違います。
昼間ならまだしも夜遅くになっても大音量で音楽を流しているなんてこともあり、迷惑する周辺住民は多いです。
「音楽だけでなく生活の音がうるさすぎて寝られない」などの報告もあり、日本では夜10時以降はサイレントタイムで静かにするのが常識ですが、国や文化によってはそのような考え自体がないこともあります。
最近、増えている「民泊」。
ホテルより安価で宿泊できて外国人観光客に人気です。外国人観光客の増加に伴いホテルなど宿泊施設が足りなくなっており、その解決策としてとても注目されています。
ただ、ごみ出しルールの違反や騒音、ロビーを占拠するなどの迷惑行為が問題になっておりマンションによっては民泊を禁止するところもあります。
住民にしても急に見知らぬ外国人が住むのをよく思わない人もおり問題点も多いです。
日本は世界的にみてもゴミ出しのルールが非常に細分化されています。日本人であっても迷うことがあるので、言語がわからない外国人にとっては非常に難しいです。
分別があるだけでなく決まった場所・日時などがあり、ちゃんと守らないといつまでも収集場所にゴミが残っているなんてことになります。それが臭いなどの原因になります。
ゴミ出しはそこに住む人はもちろん、民泊などで短期間滞在する人でもやらなければいけないので避けては通られません。
このごみ出しトラブルは最近ニュースなどでもよく話題になります。
ここからは、そんなごみ出しトラブルの対策法を紹介します。
国の統計データでも日本に住む外国人のほとんどがアジア諸国からやって来ているということがわかっています。
また、技能実習や留学など勉学を目的に来日している人が多くこれは今後もどんどん増えることが予想されます。
彼らは母国でも日本でも一生懸命勉強しており、マンションなどですれ違う時もちゃんと挨拶をしてくれるなど人としては決して悪くありません。
ただ、ごみ出しに関しての ‘’常識” が少し違うだけなのです。
だから許されるということではなく対策する側もそれを知っておき、彼らにどのようにアプローチ・伝えるかを考える必要があるのです。
日本語が話せない外国人のためにごみ出しルールを英語で表記します。
外国人居住者に配ってもいいですしロビーなどに貼っておくのもいいです。いずれにしても彼らの目に留まらなければ意味がないので目立つ場所を選びましょう。
居住者はアジア圏が多いのでその他の言語も必要なのでは?と思うかもしれませんが、留学生は基本的に英語+日本語が少しできる人が多いので英語だけでOKです。
特に、マンションに住む外国人居住者を対象に説明会を開くのもいいです。
これなら一人一人に説明する必要はありませんし、外国人居住者との交流の機会にもなります。
毎週開催する必要はありませんが、みんなに一度参加してもられば十分でしょう。
ごみ出しを含む生活ルールを、できれば英語で説明すると彼らの耳に入りやすいです。英語に自信がない場合は通訳の方などにお願いしましょう。
他にもいろんな対策法はありますが、外国人居住者がごみ出しルールを守らない一番の要因を考えるとこの2つが簡単で効果的です。
まずは、この2つを実施してみて様子を見ましょう。
では、今回も最後までお読みいただきありがとうございました。